ポータル探して盛岡を歩いてみた!
岩手県庁Ingress活用研究会主催の「ポータル探して盛岡街歩き」イベントに参加してきた。
盛岡の朝は既に冬みたいで、寒かったー!
■で、そもそもingressってなんなの?
Ingressは米Googleが提供する無料のスマホゲーム。ポータルは現実の場所にひも付けられた仮想の拠点で、このゲームではプレイヤーが緑と青の二手に分かれて、ポータルを奪い合い、陣取り合戦をする。
岩手県庁はこれを観光振興に活用しようとしている。このポータルは、旧跡や歴史的な建物、オブジェなどのことで観光客や来訪者は、スマホゲームをしながら観光が楽しめる。
なので、前提としてポータルが少ないとゲームが盛り上がらない。当然、観光客も増えない。
そこで、盛岡のポータルを探して申請するイベントが開催されたのです。↓
岩手県Ingress活用研究会 ポータル探して盛岡街歩きイベント。 今から、ポータル申請に行きま〜す‼︎ pic.twitter.com/9svYiqPcu1
— 岩手県広聴広報課 (@pref_iwate) 2014, 11月 9
こんな感じでパシャパシャ写真をとって日頃お世話になっているGoogle先生へ申請していきます。
宮澤賢治「岩手公園」碑 場所:岩手公園
花と幸せ 大野元三作 場所:大通り商店街
子どもの頃遊んだ場所や歩いた道にポータルがあったなんて全く気付かなかった。こうやってゆっくり街を歩くことで盛岡の魅力を再発見できた。
今日申請したポータルが一つでも承認されて、盛岡や岩手が盛り上がるきっかけになればうれしいな。
ingressを活用した来年以降の施策としては
- 旅行代理店とのタイアップ
- 岩手国体でのタイアップイベント
などがあるようですね。
ingressは、以前から観光ツールとして活用できそうだねって話は上がっていたのにポータルが増えないという理由から自治体はなかなか踏み出せずにいた。
それでは、なぜ岩手県庁が先陣を切ってスタートさせたのか?
おそらく、サイバー知事の存在が大きいのではないでしょうか。
■サイバー知事
達増拓也岩手県知事は、twitterやアメブロ、ニコニコ生放送などを活用し観光PRや情報発信をするのに長けている。
インターネットが一般化する前からパソコン通信を用いた情報発信を行うなど、先駆的な広報活動で知られ、当時マスコミから"サイバー議員"と呼ばれたことがある。
てか、サイバー議員とかカッコよすぎじゃないですか?
今では、ネット選挙とか言われてブログで政策を発信する議員も多いですがインターネットが普及する前からとは…
というように知事をはじめ岩手県では、以前からネットを使った観光PRがされていてスマホゲームについても尻込みせず導入できたのだと思う。
いつもは、お尻から数えた方が順位のいい岩手県だけどこういった先進的な試みをいち早く実施していることは喜ばしい。
おわり